音の鳴るブログ

鳴らないこともある

JavaScriptでリズムシーケンサーを書いた

JavaScriptでつくっているサウンドプログラミング用のライブラリ( timbre )にいくつかオブジェクトを追加してリズムシーケンサーを書いた。リズムシーケンサーが書けるようになったというよりは、リズムシーケンサーを作るために必要なオブジェクト(タイマーとフィルター)を追加した。あと、インターフェイスを修正したりして最初のデモも読みやすくなったと思う。

001. oscillators
http://mohayonao.github.com/timbre/examples/001_oscillators.html

002. rhythm sequencer
http://mohayonao.github.com/timbre/examples/002_rhythmsequencer.html

 

このライブラリの最初のアイデアはS式風に音楽を記述するっていうものだったのだけど、昨日の記事のコメントで Overtone という Closure で音楽を書くやつを教えてもらって、映像を見たら自分が最初にメモしていたイメージと凄く似ていて衝撃を受けた。似ていてっていうのは言い過ぎかもしれないけど、アイデアのモヤモヤした部分もきっちり形になっていたし、なによりEmacs上で動いていて感動した。

想像していたとおり、S式で記述する楽譜(プログラム)は美しかったのだけど、 timbre は JavaScript なので同じような美しさを追求することは悔しいけれど出来ない。到達不能。

まぁ、あまり衝撃を受け続けてても仕方が無いので、timbre はブラウザで動くという強みもあることだし、JavaScript として分かりやすく、楽譜としても美しくはなくとも醜悪でなく気軽に書けるものを目指そうと思う。

 

しばらくデモを追加しながら機能を追加してその後ドキュメントを書く。