timbre.js v13.02.01
timbre.js バージョンアップして v13.02.01 になった (日付がバージョン番号になっています)。だいたい以下の感じで、オブジェクトの追加と調整をした。風邪ひいたり大変だった。
http://mohayonao.github.com/timbre.js/
エフェクト系オブジェクトの追加
- T("reverb") リバーブ
- T("chorus") コーラス
- T("phaser") フェイザー
- T("eq") イコライザー
- T("comp") コンプレッサー
- T("MoogFF") Moogのフィルター
オシレーターの強化
.phase
で位相、.fb
でフィードバックを設定できるようになった。これでFM音源のオペレータとして使えるはず。
位相とフィードバックは排他的な関係で、どちらか一方しか設定できない。こんど詳しく書く。
T("buffer") の強化
再生ポイントをミリ秒で入力できるので緩急つけたり、エンベロープで再生したりとかできる。こんど詳しく書く。
オーディオレート
以下のオブジェクトはデフォルトがコントロールレート .kr()
だけどオーディオレート .ar()
もサポートした。
オーディオレートは1サンプルずつ更新するので、これによって T("buffer")
の再生ポイントの指定ができるようになったり利用範囲が格段に広がった。
- T("env")
- T("param")
- T("zmap")
- とか...
T("mediastream")
Audio や Video (Chromeのみ) の出力を取得するオブジェクト。
T("WebAudioAPI")
Web Audio APIの入出力を扱う。Web Audio APIで作ったものを timbre.js に入力したり、逆に timbre.js で作ったものを Web Audio API に渡したりできる。
四則演算
位相や再生ポイントなどオーディオシグナル以外の信号も扱うため、引き算、割り算もできるようにした。
インターフェイスの変更
- T("scope"), T("spectrum") のデータ取得時のイベントを
data
に修正。
Source Maps
出してみた。こんなの