音の鳴るブログ

鳴らないこともある

timbre.js v13.03.01

バージョンアップして v13.03.01 になった (日付がバージョン番号になっています)。大きなところでは、オブジェクトをステレオ化したのと、Flashフォールバックの性能が上がったのでデフォルトで使えるになった。

http://mohayonao.github.com/timbre.js/

ステレオ化

ほぼ全てのオブジェクトがステレオ対応になっています。あと、チャンネルスプリット用に LR プロパティを追加しました。ただ、T("audio")T("pan") くらいしか分かりやすいのがない。。

Flashフォールバック

以前はいくつかのファイルを読み込む必要があったけど、これからは timbre.js と同じフォルダに timbre.swf を設置すればOKになりました。Opera, IE9, IE10 に対応しています。

オブジェクトの追加

  • T("waveshaper") ウェーブシェーパー(WebAudioAPIっぽい)
  • T("mono") モノラルミックスダウン
  • T("script") WebAudioAPIのScriptProcessorみたいなやつ
  • T("lag") 簡単なディレイ。コントロール信号を遅延させたいときに使う。
  • T("audio.jsonp") base64jsonpでクロスドメインでもオーディオファイルを扱える。追加オブジェクト。

オブジェクトの削除

標準オブジェクトから削除して、追加オブジェクトにした。使用するには追加のファイルを読み込む必要があります。

パフォーマンス改善

  • した
  • timbre.setup({f64:true}) で Float32Array の代わりに Float64Array を使える。(メモリ消費多くなるけど、デノーマルが発生しにくい)

細々

  • T("mml") のイベント mmldata に変更。(mmlだと警告が出ます)
  • 本体を core.js にまとめた。カスタムビルドとか考えている。
  • ビルド方法を make から grunt にした